大貫のり夫

おおぬき 憲夫
日本共産党横浜市会議員
スクランブル交差点

シリーズ『あおば子育て事情』124  学テ 不適切対応

2013年3月5日

シリーズ「あおば子育て事情」は江口 寛さんの文です。彼は30年来の私・大貫の友人です。私の市政ファイル378号からの転載です。
2月7日に実施された市学力・学習状況調査(いわゆる学力テスト)で、隣の区のT小学校で4人の先生による不適切な対応(早く言えば不正)があったと、市教委が発表した。氷山の一角でなければいいが…。

報道等によれば、3年生に、問題とほぼ同じ内容のローマ字の読み方を事前に練習させた。未履修だった理科の「物と重さ」を前日、国語の時間に指導した。テスト中、書き取りの「電線」を「伝線」と間違えた子に「伝えるだっけ?」と示唆した。また、4年生でも出題問題を含む漢字の読み書きや、出題問題にかかわる「電流回路図」について板書したりプリントを配付したりして事前に指導した。

先生方は、「正答率を上げたかった」「未履修に責任を感じていた」と語っているという。市教委は「学力向上や指導力向上に反映させるのが目的。序列を付けるものではなく、未履修の問題は回答しなくてよい」と言っているが…。

T校の先生方の行為は決して許されることではないが、背景には、多くの学校が「学校だより」や「ホームページ」で、観点別(国語でいえば・・話す・聞く/言語事項/読む/書く)の全市と自校の正答率を公表しており、他学年や他校との比較、序列づけも可能になり、先生方が有形無形のプレッシャーを感じていること、ボーナスや昇給に成績給が導入され、「授業の遅れ」を管理職に率直に相談できなかったことがあるのではないだろうか。

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