大貫のり夫

おおぬき 憲夫
日本共産党横浜市会議員
スクランブル交差点

安倍さんアメリカが大好きならリンカーンの憲法に対する姿勢を見習なさい!

2013年5月5日

CA390046 連休前半三日間、私は休まず様々な仕事をしたのだ。そのご褒美に29日の夜、南町田グランモールのシアターでスピルバーグ監督の「リンカーン」を見た。

奴隷制度禁止のための憲法修正13条と南北戦争終結をめぐるリンカーンの苦悩。議会で修正13条賛成3分の2をどう確保するか、ギリギリの政治的攻防。議会で多数派を獲得するための駆け引きは、19世紀半ばのアメリカ議会の様子を垣間見るようだ。さすがスピルバーグだ。リンカーン大統領を映像で語るのに憲法13条修正一点に絞った。すごい。
あとは少し長くなるので興味のある人は読んで下さい。

リンカーンは1862年9月奴隷解放宣言を発したが、永久的な奴隷制度廃止を保障するための手段として合衆国憲法13条の修正に政治生命を懸けたのだ。反対勢力は、democratic party民主党だ。可決に必要な賛成票3分の2の壁をどう確保するか。国務大臣の提案で政府での役職をちらつかせた権謀術策などを行ったが、民主党からの巻き返しで、どうしても3分の2を突破できない。最後は、リーカーン自身が反対派でふらついている議員一人一人に直接、「自らの心に聞け」と説得。
最後の評決。議長が「私も態度表明をするから名前を呼んでくれ」と書記官に指示、名前を呼ばれた議長は「もちろん賛成だ!」だとして、ウインクした。
アメリカでは議会で修正された憲法が発効するためには、憲法修正が連邦議会で通過しても、全州4分の3の賛成・批准がなけれはならない。憲法修正のハードルは高いのだ。150年前のアメリカ議会の話しだけれど、憲法を変えるということは大変なことなのだということ示し、映画ではリンカーンの自由と平等と奴隷解放への揺るぎない姿を見事に描いている。

翻って、安倍内閣はどうだ。憲法9条の改憲を目論み、そのために憲法改正のハードルを下げることを狙っている。なんとも情けない話だ。先日、しんぶん赤旗一面準トップに小林節慶応大学教授のインタビューが載った。表題は「改憲論者も怒る『96条改定』」だ。教授は「変えるには法律よりも厳格な手続きが必要だからこそ、憲法」と危惧を語った。詳しくは4月30日の日刊赤旗と28日日曜版をご覧あれ。
安倍さんアメリカが大好きならリンカーンの憲法に対する姿勢を見習え、阿部内閣の改憲策動を絶対に許さないために頑張るという決意で、映画のエンディングメロディを聞いた。

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