大貫のり夫

おおぬき 憲夫
日本共産党横浜市会議員
スクランブル交差点

シリーズ『あおば子育て事情』141  松三郎の詩と死

2013年11月11日

シリーズ「あおば子育て事情」は江口 寛さんの文です。彼は30年来の私・大貫の友人です。私の市政ファイル411号からの転載です。

おまえは くそ虫といわれ
おまえは みみずといわれ
おまえは へっこき虫といわれ
おまえは げじげじといわれ
おまえは ありごといわれ
おまえらは 虫けらといわれ
おれは 人間といわれ
おれは 百姓といわれ
おれは くわをもって 土をたがやさねばならん
おれは おまえたちのうちをこわさねばならん
おれは おまえたちの 大将でもないし 敵でもないが
おれは おまえたちを けちらかしたり ころしたりする
おれは こまった
おれは くわをたてて考える

これは、小学校の教科書に採られたことのある、大関松三郎の「虫けら」(詩集『山芋』)の一部です。
この詩を知ったのは、大学時代でした。虫けらの命さえいとおしむ12歳の魂の柔らかさと表現力にショッ
クを受けました。それ以上のショックは、松三郎が志願兵として自らの命を落としていたことでした。
人の命を虫けらのように奪い合う戦争に志願していたとは・・・

松三郎19歳の冬、南シナ海に没す。

松三郎の師・寒川道夫は開戦に先んじて、治安維持法により検挙・教職追放されています。
いさぎよく人を殺せと教うるを『教育』とせじ口くさるとも

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