大貫のり夫

おおぬき 憲夫
日本共産党横浜市会議員
スクランブル交差点

シリーズ『あおば子育て事情』180 暁のシリウス

2015年11月2日

植物026シリーズ「あおば子育て事情」は江口 寛さんの文です。彼は30年来の私・大貫の友人です。私の市政ファイル499号からの転載です。

都筑区にお住まいの北嶋節子さんが第5作「暁のシリウス」を刊行して、もう1年になります。退職後も教育現場を直視し綴ってきた節子さんに敬意を表し、一刻も早くこのコラムに紹介したいと思いながら、なかなか筆が進みませんでした。
 一つは、“子どもを主人公にする学校づくり”“何でも話し合える教職員集団づくり”をめざしていた職場のリーダー檜山美紀の通夜から始まる重苦しさに押しつぶされていたこと。次いで、職場サークル“パステルチーム”の活躍に現実離れを感じていたからです。
 卒業間近に檜山の学級に中国籍の余政夫が転入して来ます。政夫はうまく日本語が話せず、前の学校ではいじめに遭っています。檜山はリーダーの子らの協力も得て政夫の活躍の場を創っていきます。日本に好ましい感情を持っていない政夫家族の気持ちも次第にほぐれていきます。
そして、卒業式。政夫と家族が参加できる感動の式には、「日の丸」「君が代」の強制と闘わねばなりません。檜山はその途上倒れます。灯を職場の後輩に残して。

この夏から秋、あの熱気が学校にも押し寄せて来る予感めいたもの感じます。檜山の凛とした声が聞こえてきます。「担任や学年の責任だという考えだけで、強い指導をすることをやめませんか?」
発行:コールサック社 1500円+税

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