大貫のり夫

おおぬき 憲夫
日本共産党横浜市会議員
スクランブル交差点

馬車道裏通りの丼(どんぶり)屋さん

2011年11月7日

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  放課後キッズクラブやお年寄り家庭でのごみの戸別収集をしているふれあい収集事業、図書館のCD-DVDの貸出などについて調査するために市役所に出かけた。

 横浜線で桜木町駅に着いたのは午後1時ちょっと前、関内駅まではあとひと駅。横浜線は桜木町駅どまり。乗換の根岸線をまっている間、青空にすくっと立っているみなとみらいのランドマークタワーを見ていたら、、何の脈絡もなく“かつ丼”が食べたくなったのだ。

 そうだ、馬車道の手前に以前から気になっていたどんぶり屋がある。そこで“かつ丼”をと思い立ち、桜木町で下車し、弁天橋をわたり馬車道をめざし歩いた。馬車道に行く路地が何本かあってちょっと迷ったのだが、お目当てのどんぶり屋があった。

 “昼食サービス・トン汁と漬物”というスタンド看板を見ながら暖簾をくぐるった。きのう、かんなをかけたばかりのような分厚い白木のカウンターが、大正時代のようなすす茶けた店内と変にマッチして、デン中央と横たわり、スタンド椅子が8つならんでいる。そのほかに昔のお蕎麦屋さんのあったような小ぶりの古めかしいテーブルが3卓。数人のサラリーマンが丼を手にしていた。丼のお客さんは回転が速い。入れ替わり立ち替わりお客さんが入ってくる。「おや、いらっしゃい。ひさしぶりね」なんて、お店を仕切っているオバチャンが、常連とおもわれる若いサラリーマンに声をかけていた。

 かつ丼を頼んだ。職人さんのしぐさを見ながらまっていると、こげ茶色のちょっと古びたジャケットを着た、そう、歳は70歳後半の男性が「こんにちは、きょうは何にしようかな、そう親子にしよう」と、お店に入ってきた。ああ常連さんかなと思っていたのだが、その割にはお店のオバチャンの反応はもう一つない。その男性、懐かしそうにカウンターに座り店内を見回していた。そして、静かに丼が出てくるのをまっていた。多分、現役サラリーマン時代、ここで昼食にどんぶりを食べていたのでは。久しぶりに馬車道あたりを散歩して、懐かしくなり、このお店に寄ったのでは。

 出てきたかつ丼は薄味だが、分厚いふた切れの沢庵と大根だらけのトン汁が見事にマッチしていた。この沢庵がうまい。なにか癖になるようなコラボレーション。お店には開港時代の古い錦絵や、お店を仕切っているオバチャンの若かりし頃のだろう、セピア色の写真が額に収まって飾られていた。

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