大貫のり夫

おおぬき 憲夫
日本共産党横浜市会議員
スクランブル交差点

シリーズ『あおば子育て事情』199 原発避難生徒

2017年2月2日

原発避難生徒

江口 寛

 原発事故で自主避難した生徒がいじめを受けていた問題に、ずっと引っかかっている。元教員の性(さが)で一方的に学校を悪く言えず、あれこれの言い訳を探していた。
 生徒は2011年8月に市立小学校に転入、直後から「○○菌」や「放射能」の暴言や暴力、教科書などを隠されるなどいじめを受けていた。5年生になると「賠償金をもらっているだろ」と、ゲーセンやみなとみらい地区で遊ぶ金など、多い時には10人に10万円を支払い、1カ月半に計150万を持ち出していた。持ち出しの早い段階で、一緒に行った生徒の保護者が金銭のやり取りに気づき「保護者会で話し合うべき」と要請するが、

 学校側は応えないばかりか、被害生徒の両親に電話連絡さえしなかった。のち、「物は隠されたのでなく、本人の管理の問題」「お金のことは警察へ」と告げた。
 教育委員会は、「学校自治」を理由に「指導はできるが介入はできない」と動かなかった。生徒は、「またいじめが始まると思って、何もできずにただ怖くて仕方なくて、いじめが起こらないようにお金をだした」「好きでお金をだしているわけじゃないのに先生は俺のせいにする」と、悔しさを市長宛文書に綴っている。 これでは、どう弁護しようにも、学校も教育委員会も「教育の放棄に等しい」(第三者委員会)と断じられた通りではないか。

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