シリーズ「あおば子育て事情」は江口 寛さんの文です。彼は30年来の私・大貫の友人です。私の市政ファイル334号からの転載です。
「より一層、住みやすい青葉区実現のための要望」(昨年12月:日本共産党青葉区委員会提出)に対する回答を見せてもらった。市立図書館の改善についての回答(教育委員会中央図書館企画運営課)は厳しく冷たいものだった。
(要望)青葉区にもう1館市立図書館を新設すること。
(回答)厳しい財政事情の中で、図書館の新設はきわめて困難です。
(要望)また、山内図書館のスペースを広くし図書の充実を図ること。
(回答)厳しい財政事情の中で、多くの経費を必要とする増築・改修は困難と考えております。
(要望)山内図書館でCD・ビデオ・DVDの貸し出しサービスを行うこと。
(回答)CDやDVDなどの音楽映像資料については、横浜市では、調査・研究のための活字資料を補完する資料として中央図書館でのみ所蔵し、館内で視聴していただいており、地域図書館では収集の対象にとはしておりません。…
はたして、区民の要望は過大なものだろうか。いや!
人口が青葉区(30.6万人)より少ない平塚市(26.0万人)には、蔵書数31万冊の中央図書館の他、西(13万冊)、南(13万冊)、北(10万冊)の図書館が3つあり、CD・ビデオ・DVDの貸し出しもあり、ヘッドホンで音楽を聴きながら読書ができるブラウンジコーナーも設置されている。